技術紹介

銅電気鋳造による、あらゆる金型作りに挑戦しています。
特に、主にソフトビニールを成型するための金型である「スラッシュ型」「ローテーション型」の製作なら当社におまかせ下さい。
蝋型製作から金型製作までの工程を一環して行えます。

スラッシュ型

ソフビ製品用の金型としては最も一般的なものです。
銀鏡を施した蝋製の型を硫酸銅溶液に浸し、電気分解の原理で最低でも4日もの時間をかけてロウ型の周囲に銅のメッキを形成していきます。
他の技法に比べると効率的なコストで高品質なソフビ製品作りが実現でき、おもちゃや美術工芸品、
ノベルティ商品など幅広い分野で活用されている、まさに「ソフビのための金型技術」です。
ソフビ原料を金型に注ぐ
遠心力で、金型に注いだソフビ原料内の空気(気泡)を潰したり、金型内にしっかりと原料を行き渡らせる。
金型に流したソフビ原料が、冷めて硬くならないうちに型から引き抜きます。柔軟性の高いソフビの性質を生かした造形法です。

ローテーション型

大型のソフビや複雑な形状のソフビに向いた、より高度な金型です。
スラッシュ型と比較して、より制約の少ない造形が可能です。
大型の機械設備を必要とするローテーション型も、カミジョーなら制作可能です。
こちらはトルソーボディー用の金型です。隣のペットボトルと比較すると、その大きさが判りやすいと思います。

匠の世界!特殊金型技術のご紹介

当社の特殊技術は、昔ながらの金型作りも再現出来るところです。
例えば人形の目袋(入れ子)を成型できる金型など。
 
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